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三回忌法要

三回忌法要とは

宗派により考え方に差異はありますが、仏教では亡くなった後7日ごとに生前の行いについて裁きを受け、49日目に生まれ変わる世界が決まると言われています。審判が下される49日は特に重要視され、遺族親族が多数集まり、故人がよりよい世界に行けるよう皆で祈ることが四十九日法要の主な目的です。

一周忌、三回忌と続く年忌法要では、追加の裁きを受けることができると言われています。いわば、故人に対する追試です。そこで三回忌でも遺族親族が集まり、仏様のご加護を祈り、故人がよりよい処遇を受けられるよう祈ります。

一周忌は亡くなった翌年の事で、三回忌はその翌年の亡くなって2年目になります。

(法事、法要の基礎知識より)


今日は母親の三回忌法要でした。早いもので、もう2年も経ちました。

2年前は未だコロナ禍の時で、施設に居た母親と面会できる時間や方法に限りがありました。しかし、段々衰弱して来た母親の容態に施設の方から連絡が来て、面会に制限が無くなり、「介護休暇」を頻繫に取得して会いに行こうと決めた矢先の事でした。直前の施設側との「カンファレンス」で看護師さんから聞かされていた「お花の水が無くなって萎むよう」に静かに逝くよ、と。

病名はなく「老衰」でした。「脳血栓」で倒れ約9年、右半身麻痺が残り病院から退院後、特別養護老人ホームに入所し自宅に帰ることなく亡くなってしまいました。

倒れるまでは、何でも出来た母親でした。家事は勿論の事、洋裁や家庭園芸、こまごました事は得意で、ずっと働いていた私の一番の理解者でした。母親も75歳まで働き、父親が居る時は二人でうちの子ども達の「保育園の送り迎え」や「病気になった子どもの看病」など数え切れない程のお世話になり、母親がいなければ私は仕事を続けることが出来なかったのに、私は何か母親に恩返しが出来たのか??とずっと思っていました。

きっと、いや絶対に「自宅」に帰りたかったはずなのに、自分の身体が思うように動かせなくて私達家族に迷惑が掛かるから、私には一言も「帰りたい」とは言わなかった母親。10歳離れた弟には言ったことがあると亡くなってから知り、可哀そうな事をしてしまったと後悔していました。

「親孝行、したいときには親はなし」とはよく言ったもので、それでも90歳近くまで生きていてくれた事には感謝しています。今は上の世代に出来なかった事を下の世代に、自分なりのやり方で役に立てればいいのかなと思うようにしています。お墓に母親が居るわけではなく、きっと私達の事を何処かから見守ってくれていると信じて(*^^*)   お母さん、ありがとう!!

命日のお供え


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