ブロッコリーが「指定野菜」になりました！

ブロッコリーのカルボナーラ風

馬鈴薯（じゃがいも）が「指定野菜」に昇格してから約半世紀、この度、めでたくブロッコリーが2026年から「指定野菜」に追加されることなりました！

指定野菜とは？

指定野菜とは、1966年に「野菜生産出荷安定法」によって指定された野菜の種別や、その野菜を栽培する産地の事をいいます。種別は野菜の中でも特に消費量の多いものを、産地はその野菜を毎年作る規模の大きな産地をそれぞれ国が定めています。また、指定産地には、指定野菜の出荷数量における2分の１以上を指定された消費地域に出荷する義務が存在します。一方で、出荷価格が一定以下に下落した場合は、補給交付金が支給される「野菜指定産地制度」も存在するのです。これらの制度が定められた理由としては、野菜の価格変動の激しさがあります。作物の収量は天候の影響を大きく受けやすく、市場への供給量も変動します。そのため時期によって市場価格が激しくて高下します。野菜指定産地制度は、これを避けて野菜の安定的な供給を確保することを目的に設定されました。

指定野菜は、ただいま14品目

添付写真にありますように、指定野菜は14品目です。いつも食卓に並ぶお馴染みの顔ですね。出荷量も、その他の野菜に比べると大変多く、消費量も多いです。

その他の野菜に「特定野菜」がありますが、指定野菜に準じた重要性を持つ野菜のことをいい、35品目があります。この特定野菜についても「特定野菜等供給産地育成価格差補給制度」があり、価格が大幅に下がった場合には価格差を考慮した補給金が交付されます。

ブロッコリーの栄養価

今回、指定野菜に昇格することが決まったブロッコリーは子どものお弁当の彩り係として出番が多かったのですが、栄養が豊富です。

効果としては、鼻やのどなどの粘膜を健康に保つ助けとなるβ‐カロテンや、免疫機能を整え、肌を健康的に保つ上で有効に作用するビタミンＣが豊富に含まれています。貧血予防に効果のある鉄のほか、DNAの合成に関わる葉酸も含んでいます。

食べる目安は1日100ｇ程度で1株が300ｇから400ｇ程度ありますので数日に分けて色々なレシピを楽しみながら食べるようにしましょう。野菜の王様と呼ばれるほど栄養価の高いブロッコリーです。調理の仕方で色々な食べ方が出来ますので、どんどんメニューに取り入れていきましょう🎶

(農林水産省のホームページより参照）

株式会社KIYOGENは名古屋の荷揚げ屋です