立春
立春は1年の始まり。
心静かに新年を迎えるためでしょうか、節分のような多様な行事はないようです。
もっとも節分は1年の終わり、立春は1年の始まりという違いから、立春についてはこの日を起算として考える日があります。
代表的なところでは、八十八夜や二百十日・二百二十日は立春を起算日としています。
禅宗のお寺などでは「立春大吉」とかかれたお札を、家の入口に貼る風習があります。
一年の始まりに、招運来福を願う意味があるとされ、門をくぐって家に入ってきた鬼もこのお札を見ると出ていくのだとか。
家の入口や、勉強部屋など大切な部屋の入口に、目より高い位置に貼り付けます。
大きなお寺や、神社などでも購入できるほか、自分で書いて貼ってもいいそうです。
(暦生活より参照)
立春というと「早春賦」の歌詞を思い出します。
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず
氷融け去り 葦(あし)はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
春を待ちわびた、この歌が好きです(*^^*)
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