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マンション共用部・排水管更生工事の実施


築43年のマンションの排水管工事が始まりました。

概要説明を聞いた時は、各個室の洗面所、流し台の下の片付けとトイレの取り外しのため周りにあるものは全て取り払うようにと。

そもそも、今回の工事が何なのかを全く理解していなかったため、6月に行われた総会の議案書で確認したところ、古くなったマンションの共有部分の排水管は経年劣化の進行が懸念されることから、共有部排水管改修工事の検討が必要な時期に来ているため方法を模索していたとありました。

昨年の7月から工事発注まで何社かに打診をしマンションの修繕積立金を有効利用をすることと支出を抑えるために出された案は下記の二つでした。

【工事概要とメリット・デメリット】

★排水管更新工事:既存排水竪管を撤去し、新規配管を更新する。樹脂配管を用いて更新されるため腐食による劣化や漏水のリスクが少なく、耐久年数が長いが、内装解体工事が多くて、全住戸の在宅工事が必要となる。

★排水管更生工事:既存排水竪管内部をクリーニングした後に、ライニング樹脂により配管内部に耐食性皮膜を形成する。内装解体工事が少なく、短期間で施工可能であるため、工事費の圧縮が期待できるが、排水管の劣化や破損により将来的に再度改修工事が必要となる可能性がある。

費用面で言うと更新工事と更生工事では800万円程安くなり、かつ在宅待機日数も4日と1日で住民の負担も軽く済むので、更生工事になりました。

この工事は度々行うものでは無いそうで、うちのような10階建てマンションなら、40年程で1度実施で良いそうです。当日は必ず自宅にいて、水の使用は禁止。縦の工事になるから同じ号数の家屋の上層部から樹脂を流し込むため寸断されることは許されない。だから、この日に実施しますとなれば、必ず自宅待機が必要です。今日は在宅ワークをしましたが、工事音はかなり大きく、樹脂が流れている時は電話対応は不可能でした。約1日で作業は終わり、元にあったものを戻していい塩梅に晩ご飯の時間になり、やれやれです。

これで心置きなく水を使えます(*^^*)

 

 

 

 


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