日本のGDP

GDPとは、「Gross　Domestic　Product」の略で「国内総生産」のことを指します。1年間など、一定期間に産出された付加価値の総額で、国の経済活動状況を示します。付加価値とは、サービスや商品などを販売してときの価値から、原材料や流通費用などを差し引いた価値のことです。

2023年の日本のGDPが、人口が3分の２のドイツに抜かれ世界4位になりました。低い経済成長の背景には人口の減少と物価の上昇があります。

IMF（国際通貨基金）の発表によると、日本は1968年に当時の西ドイツをを抜いて世界2位（1位は米国）の経済大国になりましたが、2010年に中国に抜かれ、半世紀を経て再びドイツに逆転されました。

ここ30年ほどの日本は、賃上げ幅が低く、ごく一部の大企業だけが潤っているイメージしかありません。

実際、自分が体験したここ30年は、ほぼ横ばいの賃金で生活が楽になったと思うことはありませんでした。表にもありますように日本は、資本投入も低く、特に労働投入が低くすぎます。では、これからの日本は、どのように進めば良いのか！長いコロナ禍が過ぎた今、サービス消費やインバウンド消費が期待できますが、円安が続く中、日本はエネルギーや食材など、多くのものを輸入にたよっています。円安で輸入コストが上昇すれば、企業は製品物価を値上せざるを得ません。

2024年の賃上げ率を3.95％と予測する（厚生労働省ベース）とされています。昨年は有名企業が率先して賃上げを決定することによって高まった賃上げ機運を背景に、大企業ではアップ率3.91％、中小企業ではアップ率2.94％という結果でした。物価上昇が続く2024年以降も経団連会長からは、「構造的な賃金引き上げ」の実現に貢献していくことが経団連・企業の社会的責務と考えていると発言がありました。

そういった発言が絵空事にならないよう、労働に見合った賃金を勝ち取りましょう！！

（各新聞社より抜粋）

株式会社KIYOGENは名古屋の荷揚げ屋です

インスタグラム　＠kiyogen2023