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十日戎(えびす)

明日は十日戎(えびす)です。関西では親しみを込めて、「えべっさん」と呼ばれ七福神の一人で、商売繫盛のご利益があるとされています。

関西では、①西宮神社②今宮戎神社③京都戎神社が十日戎の三大神社と言われています。

三日間の祭礼期間は初日の9日が「宵えびす」10日が「本えびす」、そして最終日の11日が「残りえびす」と呼ばれ、一年間の幸せを願う人たちが訪れます。


商売繫盛で笹持って来い!!


古くから商売繫盛の神様であるえびす様は信仰されてきました。そのため十日戎の期間中は笹に縁起物を飾り付け「福笹」や「熊手」が授与され、商売繫盛を願う人たちでにぎわいます。


♥福娘と♚福男


♥十日戎に欠かせないのが「福娘」です。「福娘」とは戎様との仲人(なこうど)のような存在で、戎様との仲を取り持つだけでなく、戎様の福徳をたくさんの人に授けて回る大切な役割を持つとも言われています。今宮戎ではコンテストの実施日(11月25日)当日で年齢18歳から25歳までの結婚歴のない女性(高校生は除く)が福娘コンテストに出場できます。お仕事は十日戎で「福笹」を授与すること、挨拶回りや餅まき、舞楽奉納式など年間を通じて神社のさまざまな神事に参加します。気立ての良いべっぴんさんが顔を揃えて華やかです🎶

♚西宮神社で10日早朝に行われる「開門神事福男選び」は西宮神社独特の行事として江戸時代頃から自然発生的に起こってきたと言われています。当日は10日午前0時に全ての門が閉ざされ、神職は居籠りし午前4時からの大祭が厳かに執り行われます。午前6時に赤門が開放され、230メートル離れた本殿へ「走り参り」をし、本殿へ早く到着した順に1番から3番までが、その年の「福男」に認定されます。

先頭に並ぶ108人とその後ろの150人は先着1500人の中から抽選して決められますが、その後ろは一般参加で並んで入れます。また先着5000名には開門神事参拝証が配られます。ちなみに「福男」とはいえ、女性でも参加できます。実際には、あの勢いで男の人たちに競り勝のは並大抵のことではありませんが。(今宮戎神社・西宮神社のホームページより参照)


関東地方では11月の酉の日に酉の市が開催されます。こちらも縁起物の熊手が名物で、1年の無事を報告し新年の開運招福や商売繫盛を祈願します。

日本は縦に長い国なので、地域により祭事は微妙に異なりますが、万人の願いは一つ、無病息災に尽きます。八百万の神様に祈願し国民が健やかに暮らせますよう、どうぞお願いいたします。


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