「質の良い睡眠」とは

日本人の睡眠時間が少ない事はよく聞きますが、どれくらい少ないのでしょうか？

先進国33ヵ国の睡眠時間の平均は8時間28分のところ、日本は7時間22分ともっとも少ないと際立っています。国民健康・栄養調査でも、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合は、男性が37,5％、女性は40,6％と多いことが示されています。

質の良い睡眠がもたらす効果

質の良い睡眠は、うつ病や不安に対する回復力を高めることができます。慢性的なストレスはメンタルヘルス不調の原因になりますが、質の良い睡眠をとることで、ネガティブな経験やストレスの多い場面に直面しても、状況のポジティブな面を捉えるようになり、メンタルヘルス不調を防げるようになると言われています。

特に新型コロナのパンデミックの時期は、多くの人が長期のストレスにさらされましたが、質の良い睡眠をとれている人は、メンタルヘルス不調が少ないことが報告されています。（ボストン大学の研究によるもの）

睡眠を改善する方法

♥運動習慣によるもの

★運動を習慣として行うことは、薬などに頼らずに睡眠を改善することができます。週に150分間の中強度から高強度の運動を実行している人は、睡眠の質が高いことが研究結果で明らかになっています。

★運動をしている人は、運動をしていない人に比べて、日中に眠気を感じることが35％少なく、疲れたときに集中すること困難になることも45％少ないこともわかりました。

★運動をすることで睡眠を改善し、日中の眠気を減らすことで、個人の仕事の生産性にプラスの影響があらわれ、学生の場合は学習能力を高める効果も期待できます。

♥食事で改善

★高カロリーで栄養価の低いジャンクフードを食べることをやめると睡眠の質が高められます。

★糖質をとりすぎると睡眠不足につながりやすいです。

（経済協力開発機構の調査結果より）

働き盛りの人や子育て中の人は、常に慢性的な睡眠不足に陥ってます。私もそんな時代が長く続きましたが、ずっとイライラしていて、気分が優れないと自覚はありました。そして、平均6時間も睡眠がとれるような環境でもないことから、生産性もよろしくは無かったと思われます。今は毎日、睡眠ステージが計測できる時計を付けて記録していますが、まだまだ、発展途上です(≧▽≦)

だけど、人間らしい生活を送る上でも、この睡眠の質を上げることは今後も重要な課題です！！

株式会社KIYOGENは名古屋の荷揚げ屋です