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摩耶山天上寺

摩耶山天上寺は、大化二年、孝徳天皇の勅願により、インドの高僧法道仙人によって開創されました

ご本尊は、お釈迦さまがみずから感成されたといわれる一寸八分の秘仏十一面観音です。

この尊像を法道仙人が中国をへてわが国に伝来され、当寺のご本尊とされて、大阪一円および当山の四周に開けた八洲の守護仏とされました。

弘法大師が唐に留学された際、当時中国で女人守護のみ仏として盛んに崇拝されていた梁の武帝自作の香木造りの仏母摩耶夫人像を日本に請来され、当寺に奉安されました。この女尊はお釈迦さまの生母で、まさに仏教の聖母です。これ以来、当山の名を「仏母摩耶山」(略して摩耶山)、寺の名を摩耶夫人の昇天された忉利天(とうりてん)にちなみ、「忉利天上寺」(略して天上寺)と呼ぶようになりました。

かくて、当山は大慈悲のみ山と崇められ、宗派を超えて、皇族・貴顕・諸国の歴代の大名・武将・文人墨客をはじめ、広く善男善女の信仰を集めてまいりました。

ちなみに当寺は孝徳天皇の勅願寺にして、花山天皇(平安時代中期の天皇)の御願寺、正親町天皇(戦国-安土桃山時代の天皇)の御願寺でもあります。

また江戸時代には、徳川第三代将軍家光公によって、摂津の国の鎮護寺(護国寺)に選定されました。以来、江戸が遠隔の地であったので、徳川御三家の一つである紀州徳川家が将軍家の代参の役をつとめるようになりました。
このため天上寺の紋は、天皇家より賜った「五七の桐」の御紋と、徳川将軍家より賜った「三葉葵」の御紋を合わせた二種紋となっています。


摩耶山まで登った日、「摩耶山天上寺」に参拝しました。令和3年に初参りをしましたので2度目になります。

この日は新緑が美しく、心まで洗われるような天候の中、お釈迦様のお母上である摩耶夫人尊が祀られているお寺に女人4名でお参りできたこと、ありがたく存じます。

ここ天上寺は「関西花のお寺二十五ヶ所」のひとつで第十番、通称「山御堂・仏母のみの寺・女人高野」です。令和3年の初参りで御朱印をいただきました。その時も山の頂上にあり見晴らしが良く、清々しい気持ちになったことを覚えています。花のお寺だけあり、沙羅(7月上旬)山法師(6月)紅葉(11月)の時期はまた格別でしょう。次回は紅葉の時期に是非お参りしたいと思います(^^)


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