BLOG

黒酢の郷【霧島市福山】(鹿児島紀行)

黒酢の郷        (PR含む)

普段、お料理や飲料に使っている酢ですが、歴史は古く、世界史の文献に初めて登場するのは、紀元前5000年頃のメソポタミア南部、のちにバビロニアと呼ばれる地域です。ナツメヤシや干しぶどうを利用して酢を作っていたということが分かっています。


酢と黒酢の違い


日本の酢は「精米された米」を使っているのに対し、黒酢は精米する前の「玄米」が使用されています。玄米は、白米とカロリーはほぼ同じでありながら、ビタミン・ミネラルなどを豊富に含んでいます。日本国内の酢の歴史は4世紀頃に和泉の国(現在の大阪府南部)に酒造りの技術を前後して中国から伝わったとされていますが、それは一般的な米酢であり、福山の地に酢を造る歴史が始まるのは、それから1400年の時を経てからになります。福山の酢の歴史は、今から200年前、福山の商人「竹之下松兵衛」が、中国の商人に酢の造り方を聞いたことが始まりと伝えられています。


福山の黒酢


福山の黒酢は1枚目の写真にあるようにアマン壷(カメ壷)により熟成されています。当時薩摩藩では作物や技術を藩の外に出してはいけないという門外不出の政策を取っていたため「福山酢」は広く全国に知れ渡る事はありませんでした。しかし、福山町では順調に醸造が発展し続けて、現代に至る約200年もの間、造られ続けたことで、町全体の空気が発酵に欠かせない酵母や酢酸菌が多く含み、酢造りに適した「福山町」を育むようになりました。


KAKUIDAの黒酢  (PRを含む)


黒酢の効果


黒酢は、他の酢と比べて、必須アミノ酸をはじめとするアミノ酸が豊富です。アミノ酸は、血流改善や免疫力アップ、美しい肌の維持などに役立ちます。必須アミノ酸は、人間の生命維持に欠かせない栄養素です。


今回、黒酢の郷・福山町を訪れ、熟成度が浅いものから順番に飲み比べてみました。浅いものは酸っぱさが強く、年数が進むほど、まろやかさが増し飲みやすくなっていました。2枚目の写真は、旅行の初日ということもあり、厳選して購入した黒酢たちです。健康長寿にも良い黒酢をこれからも、飲み続けていこうと思います。


株式会社KIYOGENは名古屋の荷揚げ屋です






各種募集


揚重業(荷揚げ・搬入)は愛知県名古屋市中村区の株式会社KIYOGEN|求人
株式会社KIYOGEN
〒453-0855
愛知県名古屋市中村区烏森町6丁目264番
TEL:052-526-3738 FAX:052-526-3739
※営業電話お断り

関連記事一覧