御堂筋将来ビジョン（完全歩道化構想）

御堂筋は、国道25号と国道176号から構成される幅44メートルの道路です。梅田阪急前から難波駅前の間、4,2キロメートルを「御堂筋」と呼んでいます。南行き一方通行交通規制がかけられており、車道の両側には、側道を設置し、沿道の建物に車が寄り付きやすいように設計されています。

この御堂筋を「大阪の顔に相応しい御堂筋」「新たな体験ができる御堂筋」と位置付け、御堂筋完成100周年となる、2037年をターゲットイヤーとして、完全歩道化計画を検討と実践を推進していくビジョンです。側道は2025年の大阪・関西万博までに歩行者空間化する予定です。（大阪市HPより）

ちなみに御堂筋は着工より11年をかけて昭和12年に完成しました。御堂筋のシンボルのイチョウ並木は完成時に植えられたもので、淀屋橋南詰から難波までの区間に約800本あります。

なんば高島屋前の広場

先月（11月23日）、「南海なんば前広場改造計画」の一環で整備中だった、約6000㎡のエリアがオープンになりました。この地は関西国際空港と直結する、国際都市大阪の玄関口である場所と位置付け、この広場を歩行者優先の空間を整備し、多様な活動の舞台を創る計画です。こちらは2025大阪・関西万博に向けて、なんば広場（仮称）～なんさん通り（南北）の整備を完成させる予定となっています。（大阪市HPより）

昨日、晩ごはんを兼ねて、なんばに行って来ました。2年前くらいから工事をしていて道幅が変化しているのを実感していましたが、高島屋前は本当に見通しがよくなり、冬場のイルミネーション効果もあって人々が集う場所に相応しいと思いました。大阪市のホームページにありますように、「南海なんば前広場改造計画」と「御堂筋将来ビジョン」は完成時期は異なりますが、車社会からの脱却、人を中心にした生活をこれから送れるような、本当の意味での豊かな暮らしが、大阪で実現することを願います。

なんばパークス（元大阪球場の跡地）のイルミネーション

こちらのイルミネーションも、御堂筋イルミネーションに負けないくらい趣向を凝らしたものが満載でした。元大阪球場（南海ホークスの本拠地）の跡地を上手に生き返らせた商業施設ですが、飲食店もたくさんあり、何よりも空間利用がお洒落で何度訪れても素敵な場所です。

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