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半夏生

半夏生(はんげしょう)は、二十四節気の一つ「夏至(げし)」から数えて11日目にあたる日で、農作業の節目とされる重要な日です。旧暦の初夏に当たる時期で、梅雨明け前の節目です。
この時期、植物「半夏(カラスビシャク)」が芽吹くとされ、自然界に新たな生命の息吹が感じられる瞬間と捉えられています。

古くから農作や健康祈願の節目として厄除けや豊作を願う風習が根付いており、季節の移り変わりを味わう日本独自の暦文化の一端として、現代にもその情緒が大切に受け継がれています。


半夏生という名前の由来には、以下の2つの説があります。

①植物の「半夏(カラスビシャク)」が生える頃だから
古来、半夏生という名称は、植物の「半夏(カラスビシャク)」が芽吹く時期に由来すると伝えられています。夏本番に向かうこの時期、半夏が成長する様子は季節の変わり目の自然の合図とされ、農作の準備や生活の節目として人々に親しまれてきました。
この風習は今も多くの地域で受け継がれています。

②「半化粧(はんげしょう)」という花が咲く時期だから
半夏生の名称には「半化粧」という花が咲く時期という説もあります。半化粧の花は、まるで半分だけ装いを整えたような趣を持ち、初夏の柔らかな彩りと風情を象徴します。
古来、季節の節目を感じる目印として多くの人々に愛され、詩歌にも詠まれるなど、その美しさと独特の存在感が伝統行事に彩りを添えてきました。

(暦生活より参照)


日本は農業で栄えた国であることが分かる暦です。半夏生の花が、その頃に咲き、初夏の訪れを教えてくれています。今年は、暦通りではなく、早々に梅雨明けしてしまいましたが。半夏生の花が、少しでも涼しげでありがたいです。


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