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世界遺産・西芳寺(苔寺)

西芳寺は、1339年に現在のお庭の原型となる白砂青松のお庭が出来た後、応仁の乱、戦国時代の到来、幾度とない西芳寺川の氾濫、明治初期の廃仏毀釈運動と、非常に厳しい時代が数百年の内に断続的に続きました。

ただ結果として、人の手があまり入らなくなった土地に肥沃な土砂が流入し、何にも邪魔されずに苔が育つことにつながります。皮肉にも、苔の繁茂にはこのような荒廃の歴史が必要であった訳です。そしてそれぞれの時代ごとに、この地を寺域として守り抜くために尽力されてきた、有名・無名の数多の先人たちがおられたのです。

かつて江戸時代の民衆に愛された良寛和尚という方は、「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候」という言葉を残されました。私はこの言葉と「日々是好日」に近しいものを感じます。
どんな災難が起こっても、素直に受け入れられる心。たとえ師匠が目の前で不慮の事故で亡くなっても、静かに手を合わせられる心。並大抵の覚悟ではこの境地に至ることはできません。しかしこの心を自覚してこそ、この覚悟を伴ってこそ、「日々是好日」と言えるのではないでしょうか。

(西芳寺のHPより)


苔寺は完全予約制のお寺です。京都にある世界遺産の一つで全部で17ヶ所。私は今日、17ヶ所全て参拝する事ができました。前々から、西芳寺の事は存じ上げていましたが、予約をしなければ、というひと手間から、足が遠のいていましたが、今回は、絶対に梅雨の時期に行きたいと思い、実現できました。

まず、本堂に入りますと写経の場所に案内されます。写経は仏教では修行とされていますので、その場で静かに行いました。写経をした用紙は持ち帰る事もできますが、私は本堂に納めて参りました。

その後は、広大な苔の庭園に出ることができ、雨の季節ならではの美しい緑色の景色を思う存分楽しむ事ができました。

御朱印はご本尊阿弥陀仏のものをいただきました。

この地で苔を眺めていますと、心が洗われて行くようで、梅雨に入り湿度が高い日ではありましたが、そのことを忘れてしまうくらい没入することができました。

清々しい気持ちになれて、本当にありがとうございました(*^^*)

西芳寺・阿弥陀仏の御朱印


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