ラムサール条約(屋久島永田浜)

湿地登録記念の碑
屋久島は、九州の最南端から60km南にある周囲約132km、面積約5万ヘクタールの島であり、里地の年間平均気温は20℃前後、降水量は4,000mm以上で、樹齢1,000年以上といわれるヤクスギに代表される原然林と、海岸から山頂までの顕著な標高差に応じた植生の垂直分布が見られるという、特異な自然環境に
ある。1993年、世界自然遺産に登録され、毎年多数の観光客が訪れる。また、屋久島はユネスコエコパークにも認定されており、持続的な利活用と生態系の保全を両立できるような構造となっている。原生的な 自然の中で、登山、カヌー、スクーバ-ダイビングなど、多種多様なエコーツアーが行われているのも特色の一つである。
屋久島永田浜は、屋久島北西部の「前浜」「いなか浜」および「四ツ瀬浜」の総称であり、花崗岩が風化した砂からなり、屋久島では数少ない砂浜の一つである。
この小さな砂浜には毎年アカウミガメが産卵にやってくる。屋久島永田浜は北太平洋地域でもっとも高密度にアカウミガメの産卵が行われる海岸で、アカウミガメの生活史にとって重要な場所となっている。
永田浜には、毎年4月下旬から8月上旬にかけて多くのウミガメが産卵のために上陸し、7月上旬から9月下旬にかけて、ふ化した子ガメが海に帰ってくる。屋久島に上陸するウミガメはアカウミガメとアオウミガメである。アカウミガメは大きな頭が特徴で、甲長は70から90cmぐらいで、アオウミガメよりも一回り小さいぐらいの大きさである。アオウミガメ、小さい頭につるつるした甲羅が特徴で、甲長は大人で約80から100cmである。アカウミガメの上陸数においては、日本全体の約30~40%を占めており、北太平洋最大のアカウミガメの産卵地になっている。このため2002年に霧島屋久国立公園に指定され、2005年にラムサール条約に登録された。アオウミガメについては、屋久島がアオウミガメ上陸の北限となっている。ウミガメのほかにも、多様な生態系を有している。付近の海域にはサンゴ礁が点在し、時期によるが、その中を泳ぐカラフルな魚や様々な海洋植物を観察することができる。
[登録番号]1559
[登録年月日]2005年11月8日
[面積]10ha
[ 湿 地 の タイプ ]E:砂、礫、中礫海岸。砂州、砂嘴、砂礫性島、砂丘系を含む
[保護の制度]国立公園特別保護地区特別地域
[国際登録基準]4
(環境省の資料より参照)

ウミガメが産卵した砂浜

永田浜から見える口永良部島
いなか浜(永田浜)は綺麗な砂浜で、訪れた日は「ウミガメ」が歩いた道がはっきり分かりました。
ウミガメの産卵地として保護されていますので、産卵場所は人間の手で守られています。
この地帯の海は群青色で、対岸に見える「口永良部島」がとても綺麗に見る事ができ、水の屋久島を感じることができました。
この綺麗な砂浜に流れ着いたゴミを見ましたが、綺麗な砂浜を守るためには、一人一人の意識が大切だと実感しました。人間にしかできない人間として当たり前かつ、尊い行為なのですから(^^)
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