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秋まで続くエルニーニョ現象

 

気象庁は10日午後2時、エルニーニョ監視速報で「2026年春からエルニーニョ現象が発生しているとみられます。今後、秋にかけてエルニーニョ現象が続く見込み」と発表しました。エルニーニョ現象とは、南米ペルー沖の太平洋の海面水温が平年より高くなる現象のことで、前回の発生は2023年夏から2024年春にかけてでした。反対に南米沖の海面水温が平年より低くなる現象をラニーニャ現象と呼び、エルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本も含め世界的に大気へ影響が及んで各地で異常気象が起きやすいとされています。 気象庁によると、エルニーニョ現象発生時の夏(6〜8月)の天候は、平均気温が「西日本で低い傾向。北・東日本で並か低い傾向」としており、過去(1948年〜2021年)の統計では冷夏傾向があることが分かります。

ところが、前回エルニーニョ現象が発生した2023年夏は、冷夏ではなく全国的に記録的な猛暑となりました。全国の平均気温は平年より1.76度も高く、当時の観測史上1位の記録を更新しました。また、エルニーニョ現象とは監視海域の海面水温の平年差(監視指数)が0.5度以上の時期が半年以上続くことを指すのですが、この時のエルニーニョは、監視指数が2.0以上となり、いわゆる「スーパーエルニーニョ」と呼ばれる強いエルニーニョとなったのです。通常のエルニーニョ現象の際は、 ペルー沖の海面水温が高くなる→ 太平洋の反対側のフィリピン付近の海面水温が低くなり対流活動(上昇気流)が不活発になる→ その北側の太平洋高気圧(下降気流)の張り出しが弱くなり日本付近は冷夏になる という傾向があるのですが、2023年の夏は海面水温の高いエリアがペルー沖から西に大きく伸び、フィリピン近海も平年よりやや高くなっていたことで、通常のエルニーニョ現象とは違った効果を日本列島にもたらしたと考えられます。

2026年1月から4月にかけてのインド洋ダイポールモード現象の指数は0前後で経過していますが、一般にダイポールモード現象は正・負ともに夏から秋にかけて発生するもので、2023年も7月まで指数は0前後だったのが10月に最大1.82まで上がりました。 2年ぶりに発生したエルニーニョ現象と、今後発生が予想される正のインド洋ダイポールモード現象。これらが夏の日本の天候をどう左右していくのか、太平洋の海面水温とともに、インド洋の海面水温の動向にも要注目です。

(朝の情報番組より参照)


最近の日本の夏は猛暑が定番です。今回発表されたエルニーニョ現象では、世界規模で海水温が高くなり、日本の夏だけの問題点ではありません。晩秋という季節がなくなる日が遠くないような危険な状態にうなりそうです!!


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