今年は閏年（うるうどし）

2024年2月は29日まであり、閏年（うるう年）でオリンピック（夏季）イヤーです。

閏年（うるうどし、じゅんねん、英語: leap year、intercalary year）とは、閏のある年です。これに対し、閏年ではない年を平年（へいねん、英語: common year）と呼びます。

閏年は、太陰太陽暦では、月の運行を基準にしていることで生じる季節（太陽の運行）とのずれを補正するために、平年より暦月が一つ多く、太陽暦では季節（天動説では太陽の運行）と暦のずれとを、太陰暦では月の運行とのずれを補正するために、平年より暦日が一つ多い。その追加された日や月を閏月・閏日、総称して閏と呼びます。

どうして閏年が必要なのか

原因は、1年の長さ（地球が太陽の周囲を一周する時間）が1日の長さ（地球が太陽を基準にして、1回転自転する時間）で 割り切れないことにあります。…１年の長さが、365日よりちょっと（約5時間49分）長いようです。ですから、もし全ての年を365日とすると、約4.1年で1日、100年で24.22日分、暦が実際の季節より先行することになります。
この様に、暦と実際の季節がかけ離れてしまうことを防ぐために、閏年を設けて調整しているのです。

つまり、閏年がないまま毎年過ごすと、知らぬ間に8月が真冬になってしまうようなずれが生じてしまうので、それを防ぐために閏年が存在します。入学シーズンに桜が咲いていたり、雪景色とクリスマス……のような組み合わせがなくなると思うと、閏年の大切さが理解できます。

（国立天文台の資料より参照）

閏年を覚えるのに便利なのが、夏季オリンピックです。私達は感動した事や記念になる事は記憶している事が多く、4年に一度のオリンピックは開催地も含めて覚えています。閏年は仕事にも影響を及ぼすことがあり、計算が必要な案件では、その1日で数字も変わってしまいます。それくらい、この1日はこの1年の中で大きな意味があります。今年は1日得をしたと思い、有意義に過ごしましょう(^^)